「愛を伝える5つの方法」シリーズ、第3回のテーマは**「プレゼント(贈り物)」**です。
みなさんは「プレゼント」と聞くとどんな場面を思い浮かべますか?
誕生日や記念日、クリスマスなど、特別な日のイベントを想像する方が多いかもしれません。もちろんそれらも大切ですが、実は日常の中にある小さな贈り物こそ、心に深く残ることが多いのです。
❤️ プレゼントは「物」ではなく「想い」を届けるもの
プレゼントというと「お金がかかるもの」「高価なものを選ばないといけない」と思いがちです。
けれど、愛の言語としての「プレゼント」は、必ずしも豪華なものを指すわけではありません。
例えば…
- 出張帰りに「駅で見つけた君の好きな和菓子」を買って帰る
- 仕事帰りに「庭に咲いていた花を一輪持ち帰る」
- 子どもに「手作りの折り紙のお守り」を渡す
こんな小さな贈り物にこそ「あなたを思って選んだ」という気持ちが込められており、心を温めるのです。
👨 パパ視点:プレゼントのハードルが下がった瞬間
正直、僕自身「プレゼント=お金がかかるイベント」というイメージが強かったんです。
でも子どもに駄菓子を一つ買って帰るだけで「パパありがとう!」と大喜び。
妻も「これ、あなたに似合うと思って」と小さな雑貨をくれると嬉しくなる。
結局は「気持ち」なんだな、と実感しました。
以前は「誕生日やクリスマスに奮発しなきゃ」と力んでいましたが、今は日常にこそ贈り物のチャンスがあると気づいてから、気持ちがとても楽になりました。
🎁 「贈り物が愛の言語」の人に響く瞬間
愛の言語は人によって異なります。
特に「プレゼント」が愛の言語の人にとっては、贈り物そのものが「愛しているよ」「大切に思っているよ」という直接的なメッセージになります。
例えば…
- 恋人が自分のために小さなプレゼントを用意してくれると「私を忘れていなかったんだ」と感じられる
- 子どもにとっては「お母さんが僕のために選んでくれた鉛筆一本」でさえ、愛されている証になる
👨 パパ視点
うちの長女は「モノをもらうこと」にすごく敏感。
お菓子ひとつでも「パパが私のために選んでくれた」と嬉しそうに抱えているんです。
一方で次女は「言葉」が大事なタイプ。
だから同じ“お土産”でも、長女は大喜び、次女はスルー…なんてことも(笑)。
子ども一人ひとりの「愛の言語」の違いを体感しています。
👍 「形に残るもの」が安心を与える
言葉やスキンシップはその瞬間で消えてしまうこともありますが、プレゼントは形として残ります。
そのため、ふとしたときに見返すことで、当時の温かい気持ちを思い出せるのです。
例えば…
- 妻と交際中にもらった手紙
- 子どもが描いてくれた絵
- 家族が旅行先で選んでくれたキーホルダー
どんなに小さくても「思い出と愛情」が目に見える形で残り、何度も心を癒してくれる。
👨 パパ視点
子どもからもらった似顔絵や手紙、机の横に貼ってるんです。
仕事で疲れて帰ってきても、それを見ると一瞬で元気が戻る。
逆に僕が渡した小さなプレゼントも、子ども部屋にずっと飾ってあるのを見て「ちゃんと伝わってたんだな」と嬉しくなります。
💡 贈り物を選ぶポイント
「プレゼントで愛を伝えたいけれど、何をあげればいいかわからない」――そんなときのヒントを3つ紹介します。
- 相手の好みをリサーチする
普段の会話の中で「最近気になっているもの」「好きな色」「よく使っているアイテム」を観察しましょう。 - 実用性と気持ちのバランス
毎日使えるものや、相手の生活をちょっと便利にするものは喜ばれやすいです。
ただし「気持ちを込めて選んだ」というストーリーを大事に。 - 特別な演出をプラスする
プレゼントそのものだけでなく、渡し方や言葉も大切。
ラッピングや「ありがとう」の一言を添えるだけで、感動は何倍にも膨らみます。
✍️ まとめ:小さな贈り物で心は満たされる
「プレゼント」は、愛を「形」にして届けられる特別な方法です。
日常の中の小さな贈り物でも、それが相手の心を深く満たし、長く記憶に残ります。
👨 パパ視点
僕自身も、「何か買ってこなきゃ」というプレッシャーをやめてから気持ちが楽になりました。
帰りにコンビニで妻の好きなお茶を1本買う。
子どもにガチャガチャの小物を持って帰る。
仕事帰り道にあるケーキ屋さんでイベントがなくてもケーキを買う。
そんな小さな習慣だけで、家の雰囲気は驚くほど温かくなるんです。
📖 参考文献
ゲーリー・チャップマン『愛を伝える5つの方法』(The 5 Love Languages)
▶️ 次回は【第4回】「サービス行為(相手のために何かをすること)」をテーマにお届けします。