『夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク』(水野敬也著)のクライマックスでは、主人公が「夢を守り育てる習慣」を身につけていきます。
夢は一度思い出しただけでは、またバク(不安や諦めの象徴)に食べられてしまいます。
大切なのは――日常に根ざした習慣によって、夢を少しずつ前に進めていくことなのです。
❤️ 習慣こそが夢を育てる土壌
夢は「行動」によって現実に近づきます。
でも、一度の大きな挑戦でかなうことはほとんどありません。
- 毎日5分だけでも書き続ける
- 週に1回、夢について振り返る
- 誰かに進捗を共有する
こうした小さな習慣の積み重ねが、夢を守り、前に進める力になります。
👨 パパ視点:小さな習慣が夢を守る
僕は「毎日ブログを書くなんて無理だ」と最初は思っていました。
でも「1日10分だけ、書きかけでもいいから記事を開く」という習慣を作ったら、自然と記事が積み重なっていったんです。
さらに、子どもに「今日は書けた?」と聞かれることもあって、それが習慣を守るきっかけになりました。
夢を続けるための習慣は、自分ひとりの意志だけに頼らず、家族を巻き込むともっと強くなるんだと実感しました。
💡 ガネーシャの教え
物語の中でガネーシャはこう告げます。
「夢は一発逆転やない。
せやから毎日のちっちゃい習慣を積み上げるんや。
それがバクを近寄らせへん唯一の方法や。」
夢を守るのは大きな行動ではなく、毎日の繰り返しです。
そして、その習慣が怠け心や不安(=バク)を寄せつけない盾になるのです。
👍 実生活へのヒント:夢を習慣化する方法
習慣づけは難しそうに聞こえますが、実はとてもシンプルです。
1. 夢をノートに書き出す
頭の中だけだと曖昧になってしまいます。紙やスマホに「やりたいこと」を書き出すことで、毎日の行動に落とし込めます。
2. 1日5分だけでも取り組む
完璧を求めず、「ほんの少しだけやる」をルールに。5分でも継続すれば大きな成果につながります。
3. 進捗を誰かに話す
「今日はここまでできた」と家族や友人に伝えると、習慣が続きやすくなります。言葉にすることで意識が強まります。
4. トリガーを決める
「朝コーヒーを飲んだら日記を書く」「帰宅後は必ずブログを開く」など、日常の行動に結びつけると無理なく続きます。
👨 パパ視点:家族と一緒に習慣をつくる
僕が工夫しているのは「家族の習慣とリンクさせること」です。
子どもが宿題をやる時間に、僕はブログを書く。
寝る前に子どもたちに本を読む時間を、自分の読書習慣にもつなげる。
こうすると、家族みんなで「習慣を守る時間」ができて、僕の夢も守られる。
夢はひとりで頑張るものじゃなく、家族と一緒につくる習慣の中で自然に育っていくんだと思います。
✍️ まとめ:夢は習慣で守られる
- バクに夢を食べられないためには、日常の習慣が必要
- 小さな積み重ねが夢を前に進める力になる
- 家族や仲間と一緒に習慣を守るとさらに強い
『夢をかなえるゾウ0』は、夢を取り戻すだけでなく、それを「どう守り育てるか」まで教えてくれます。
夢を忘れた大人にとっても、「今日からできる一歩」が必ずあるのです。
📖 参考・引用元
水野敬也 (2022). 『夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク』 文響社.
👉 次回は シリーズまとめ:「夢をかなえるゾウ0」に学ぶ ― 大人が夢を取り戻す5つのステップ をお届けします。