『夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク』(水野敬也著)をテーマに全5回の連載をお届けしてきました。
今回は最終回として、これまでの内容を整理しつつ 「大人が夢を取り戻すための5つのステップ」 としてまとめます。
ステップ1:夢を忘れてしまうのは特別なことじゃない
👉 【第1回】余命宣告と夢を忘れた主人公:「夢なんて考えたこともない」が突きつける現実
仕事や育児、日々のタスクに追われる中で「夢」を考えなくなるのはごく自然なことです。
主人公が夢を思い出せなかった姿は、まさに現代の僕たち自身を映し出しています。
👨 パパ視点
長女に「パパの夢は?」と聞かれて答えられなかった瞬間、自分が夢を置き去りにしていたことに気づきました。
その日以来、小さくても「旅行に行きたい」「ブログを続けたい」と夢を口にするようにしています。
ステップ2:夢を妨げる“バク”の存在に気づく
👉 【第2回】ガネーシャと夢を食べるバク ― 夢を妨げる存在とは?
夢を遠ざけるのは環境ではなく、自分の中にいる「バク」――つまり不安、言い訳、怠け心です。
まずはこの存在に気づくことが、夢を守る第一歩です。
👨 パパ視点
僕にとっての“バク”は「時間がない」という言い訳でした。
でも子どもの「大きくなったらアイドルになりたい!」という言葉に触れて、自分が夢を諦めていたら子どもの夢も応援できないと気づきました。
ステップ3:小さな夢から始める
👉 【第3回】失敗は夢を食べるエサ ― チャレンジが夢を育てる理由
夢は必ずしも大きなものでなくても構いません。
家族旅行、新しい趣味、誰かを喜ばせること――そんな日常サイズの夢で十分です。
👨 パパ視点
「夢は特別なもの」と思っていた僕ですが、実際には小さな夢でも家族の雰囲気が変わることに気づきました。
子どもたちに夢を語ると「私もやりたい!」と目を輝かせてくれる。
その姿が、僕自身の大きな励みになっています。
ステップ4:仲間と夢を分かち合う
👉 【第4回】夢は“人とのつながり”で広がる ― 仲間がバクを追い払う理由
夢をひとりで抱えると、バクに食べられやすくなります。
仲間や家族と共有することで、夢は守られ、さらに広がっていきます。
👨 パパ視点
ブログを書き続けられたのは、家族が「読んだよ!」と声をかけてくれたから。
応援してくれる存在がいるだけで、「もう少し頑張ろう」と思えるんです。
ステップ5:習慣で夢を守る
👉 【第5回】夢をかなえる習慣 ― バクが寄りつかなくなる毎日の行動
夢を一度思い出しても、そのままではバクに食べられてしまいます。
日々の小さな習慣こそが、夢を現実に変えていくカギです。
👨 パパ視点
「毎日10分だけでもブログを書く」と決めてから、記事が自然に積み重なりました。
子どもから「今日は書いた?」と聞かれることも、習慣を続ける大きな後押しになっています。
✍️ まとめ:夢は誰でも取り戻せる
『夢をかなえるゾウ0』を通じて学べるのは――夢は特別な人だけのものではなく、誰でも取り戻せるということです。
- 夢を忘れるのは自然なこと
- バク(不安や怠け心)に気づく
- 小さな夢から始める
- 仲間や家族と夢を共有する
- 習慣で夢を守る
この5つのステップを日常に取り入れることで、僕たち大人も再び夢を語り、子どもに夢を見せられる存在になれるのだと思います。
📌 シリーズ記事リンク
- 【第1回】余命宣告と夢を忘れた主人公:「夢なんて考えたこともない」が突きつける現実
- 【第2回】ガネーシャと夢を食べるバク ― 夢を妨げる存在とは?
- 【第3回】失敗は夢を食べるエサ ― チャレンジが夢を育てる理由
- 【第4回】夢は“人とのつながり”で広がる ― 仲間がバクを追い払う理由
- 【第5回】夢をかなえる習慣 ― バクが寄りつかなくなる毎日の行動
📖 参考・引用元
水野敬也 (2022). 『夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク』 文響社.